『難関大学も恐くない 受験は要領―たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ』
文庫 和田 秀樹 PHP研究所 2002/04 ¥600
名門灘中に合格したものの、まったくの劣等生だったという筆者。ところが高2のときに目覚めた受験要領の術を駆使し、現役で東大理III合格を果たす−−−−

以前の日記で「数学を暗記している」と書いたのですが、
この本にも「数学は暗記科目」と書いてあり、びっくりしました。

とにかく受験の取り組み方が、斬新です。

?受験を決めたら、まず過去問に挑戦せよ!

赤本や過去のセンターを解き、
自分がこれから覚えなければならない範囲や重要点をつかむことが目的。
解けなくて当たり前。
解答をしっかり読んで、解答を暗記すること、そこまででOK。

それができたら…

?問題集の解答を暗記せよ!

問題を解かずに、すぐに解答を見て、
理解しつつ、暗記していくこと。
解答暗記で、解法センスを身につけることができ、
そのセンスを使って、解答の組み合わせで入試にも
対応できるそうです。
そのために、なるべく難しいレベルのものを選ぶべき。
難しい問題は解説が丁寧だから。
完璧に暗記したら、実力チェックとして、容易問題に戻る。

ポイントは、復習。
徹底的に暗記し、問題集をぼろぼろにすること。

最後に…

?入試問題に挑戦せよ!

志望校だけでなく、他大学の入試問題も含め、実践演習を
しっかりこなす。

すごくためになりました。
私の場合、現役時代の失敗原因が、「我流の間違った勉強法」を
実践していたためなので。
受験に必要最低限の力をいかに短時間で身に付けるか、
そのために、やるべきことを絞り込み、
いつまでに何をやるかを計画し、
それを完璧に暗記していく。
コレを読み、少し安心しました。
暗記なら、少々自信あり。

調子に乗って、受験までに必要な勉強量と時間を計算。
そこから、一ヶ月単位、一日単位での量と時間を割り出しました。

最低でも1日5時間は絶対勉強しなきゃ…

それでも範囲は終わらないかも…

あんまりのんびりしてる暇はないですね。
余計な不安は消えた代わりに、焦りが生まれました。
タイムリミットを意識した事で、ここから集中して勉強できそうです。

とりあえず、明日は再受験を決めてからの初模試!
著者曰く、模試は実力試しというより、重要点がぎっしり詰まった
最高の暗記参考書だと思え、ということなので、
気負わず、取り組んで来たいと思います。
大事なのは復習、暗記です。(←完全に影響されてます(笑)

それから、来週は赤本とセンター過去問を入手し、
入試のレベル、範囲、重点、傾向を探る事に費やします。

それらの問題が来年の冬には解けるようになる事を信じて、
勉強していきます!!

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